ある程度治療家をやっていると、得意な症状やジャンル、苦手な症状やジャンルなどが出てきます。
若いうちは体力にモノを言わせて乗り越えてきた状況もあったでしょう。
しかしその方法、後何年続けるのですか？
グループ院に勤務している先生はもっと大変です。
同僚との勉強しかしておられない先生は、いざ自分で開業するとなると現実の壁にぶちあたります。
〝その程度の技術レベル〟では到底しっかりと勉強・研鑽を積み重ねている先生には絶対に太刀打ちできません。
裏を返せば治療院の評判は上がり、患者さんも絶え間なく来院するための方法は簡単です。
技術の勉強・研鑽を積み上げて、患者さんの悩みをしっかり深いところまで解決できるようにさえなればいいのです。
技術との習得というのは一筋縄ではすみません。
オリンピック選手が10年単位で血の滲むようなトレーニングを続けるように、
研修に出て１度習ったからといって「はい、マスターしました」ということにはなりません。
技術が伴わないまま開業してしまった先生は悲惨です。
結局、日々の業務に追われてしまい、なかなか技術のレベルアップができない状況になってしまいがちです。
そして成果が出るまで5年、10年…みたいな長い猶予はないはずです。
ある日の勉強会の休憩時間のことでした。
今回講師を務められる久保先生も講座に受講生として参加されていました。
たまたま隣に座った先生が、久保先生に何年も続く慢性的な症状をお話されたんです。
昔から◯◯が痛くてしんどいんですよね〜
別に治してほしいとか、悩んで悩んでどうしたらいいかわからないという深刻な感じではなく、いわば世間話的な感じです。
すると久保先生が
そうなんですか。
ちょっとそのまま座っといてください…
と、その先生をパッと検査し、ササッと治療を行ったところ…
あれ？痛くない…
と。
その反応を見ていた他の先生が「実は僕も…」と、10分ほどの休憩時間に数名の先生を治されていました。
「これが治療家本来の姿だな」
と、とても感動したのを今でも覚えております。
しかも久保先生、非常に謙虚で今も学びを止めておりません。
そんな先生なので最初は、
僕が他人に教えるなんて…
と謙遜されておりましたが、１年ほどじっくり時間をかけて色々お話をさせていただき、少人数制で久保先生の治療の基礎から臨床的なことまでを１年間でみっちりお伝えする形での講座をしていただけることになりました。
講師を務める久保修一先生は臨床経験35年以上、今までに治療した患者さんの延べ人数は50万人にもなるベテランの先生。
しかも、単に年数だけを重ねたのではなく、開業する前からさまざまな治療法を学び、そのためにかけた予算はなんと累計5000万円以上。
今でこそご家族のために開院時間を制限されていますが、全盛期は1日100人以上を治療するほど、短時間で結果を出す治療を磨き続けられました。
現在も久保先生の院には地域の方々だけでなく、全国からさまざまな症状にお困りの方が受診されています。
久保先生は、その豊富な臨床経験とたくさんの学びから独自の治療メソッドを確立されております。
久保塾とはそんな久保先生の治療メソッドを1年かけてすべて学べる場所なのです。
教えていただいた「○○」「○○を感じる」といった手法を取り入れて治療を行なっております。
つい先ほどぎっくり腰の患者さんに「○○を感じる」を使ったところ驚きの効果が出ました。
ぎっくり腰で腰を伸ばせない状態でした。
寝ると起き上がるのが辛いので、立った状態でまずは「○○を感じる」をしました。
するとかなり上半身を起こせるように。
次に習った○○○あたりの「○○を感じる」を行うとす〜と骨盤が前に入っていって体が真っ直ぐに！
後ろから撮っていませんでしたが、疼痛性側弯もかなり真っ直ぐになり、ヨタヨタ歩きが普通の歩き方に変わっていました。
患者さんも驚いていましたが僕の方がびっくりして平静を装うのが大変でした！笑
習った直後なのでいろんなことが作用して、これは本当にすごい方法を学んだと、かなり応用が効くのではないかと興奮しております。
久保先生、いつもすごい技を教えていただいてありがとうございます！
引き続き実践してまいります。
「○○を感じる技」を使うと治療がやりやすくなったのでご報告させていただきます。
学んでからほぼ全員の患者さんに○の○○を感じる技を使っております。
一人目は40代女性。
この日はメンテナンスでそれほど症状はなかったのですが、肩甲骨周辺が硬く動きも制限されていたので、"○の○○を感じる技”を行ったところ、「あ、軽い！」という声が出て治療がやりやすくなりました。
次の方は、首を左に向けると左上腕が痛くて困るという症状の50代男性。
明らかに左を向くときの柔らかさが出て、向きやすくなったと喜んでいただきました。
確実に変化が現れて治療に入りやすくなり、時短にもつながっております。
今までなら"○○"のように習得が難しいものはあとまわしにして、できないまま終わるケースが多かったのですが、できるまで見てくださったおかげで少しずつ治療効果につながってきました。
久保先生、このような機会を与えていただきありがとうございました！
引き続きいろんな場面で使って精度を高めていきたいと思います。
初診で右の坐骨神経痛が痛くて右足に体重をかけられないとお悩みの患者さん。
うつ伏せに寝ていただきましたが、右足をまっすぐ伸ばすと右臀部が痛いとのこと。
教えていただいた”○○○○○○方法”で施術させていただきました。
その後にもう一度検査をすると、まっすぐに伸びて体重もかけられるようになりました。
痛み止めや湿布をしても全然効果がなく、一か八かでのご来院だったそうで「立ちやすくなった！」と患者さんも本当に喜ばれて帰られました。
いつも貴重な機会を与えていただきありがとうございます。
引き続き実践してまいります。
右母指の激しい痛みによって、つまみ動作および書字困難だった患者さんに対し、○○と○○操法でしっかりと効果がでました。
痛みがひどくて字を書く以前にペンを握ったり、筆圧をかけることなどもってのほか、という状態でした。
筋肉など質感の硬さはありましたが、熱感はほぼなく、炎症はMP関節付近と母指球部に少しあるかな、程度でした。
手の甲側の○○がやけに硬いという印象があったので、実施しました。
その後、肩関節と肘関節の可動域にも問題があったので、同じく○○に対して○○を使い、もう一度手関節と母指周りに施しました。
ペンを持たせると、思わず「おぉっ！」と、驚かれていました。
私もここまで変化が出せるとは思っていなかったのですが、この時はなぜか、上手くいきそうな不思議な気がしていました。
久保先生、この度も素晴らしい治療技術をご教示いただきありがとうございました。
今まで対応できなかった症状に
対応できるようになる
治療に深みが出る
治療時間を短縮
することができる
体力を使わずに
治療することができる
患者さんの顔色を伺わず
治療を終わるべき
タイミングがわかる
ようになる
どこをどう治療すればいいかが
わかるようになる